研究所について

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ごあいさつ

玉章タマ ヅ サ文化財研究所のホームページにお越し下さりありがとうございます。
こちらは、文化財に記された文章の研究・読解を行う私設の研究所です。

我が国には、難解な文章を含むため内容があまり理解されていない有形文化財が数多くあります。例えば、石碑やさんぼんしょうめいなどです。これらの中には、国や地方自治体の指定文化財も多く、国民の財産として保護・修復等に税金が使われています。

弊研究所の使命は、これらを調査・研究・読解して分かりやすく公開・提供することです。いわば文化財の埋もれた価値に光をあてようという試みです。私設の強みを生かし、地域や時代、種類を限定せず柔軟な活動をしてまいりたいと思います。

文化財は、 わたしたちの過去を知る上で大切な存在です。その潜在的な価値を発掘することは、広く長く公共の利益にかなうと考えます。弊所のささやかな願いは、歴史や文化への関心・理解が少しでも高まることです。皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(弊研究所の活動についてより詳しくはこちら

基本情報

名 称玉章タマ ヅ サ文化財研究所
※玉章は玉梓とも書き、文章・詩・手紙などを意味する古い日本語です。
業 務文化財に記された難読文章の研究・読解とその公開、ならびに調査請負
設 立令和5年(2023)
所 在京都 姉小路大宮
※住居を兼ねるため詳細な住所はお取引時にお伝えします。

代表プロフィール

代表氏名村瀬むらせ 貴則たかのり
略経歴地方博物館・文化財関連課にて博物館展示業務・文化財行政に7年弱従事
専 門歴史学(日本中世史)
学 位博士(歴史学 於:名古屋大学)
修士(理 学 於:慶應義塾大学)
資 格学芸員 (博物館法に定める国家資格)
高等学校および中学校 教員免許 (理科)
所属学会日本古文書学会

経歴

1985年 名古屋市生まれ
2004年 愛知県立千種高等学校卒業
2008年 慶應義塾大学卒業
2010年 同大大学院修了
2019年 名古屋大学大学院修了(’10年~’19年在籍)
2016~2022年 学芸員として西尾市岩瀬文庫・文化財課(愛知県)に勤務
2022年 結婚のため関西方面(京都)に移住。同時に退職
2023年 弊研究所を設立

業績

  • 「日本中世禅僧の塔銘 —県文化財・願成寺蔵「円光禅師可庵和尚塔銘牌」の分析—  附載:可庵塔銘の翻刻・訓読・註釈」(『新編西尾市史研究』8、2022年)
  • 「三河実相寺所蔵 一条経通御教書について ―東福寺大檀那による長老職補任と九条流―」(『新編西尾市史研究』6、2020年)
  • 「幡頭神社の沿革についての考察」(『愛知県指定文化財幡頭神社境内社熊野社本殿・神明社本殿調査報告書』西尾市教育委員会、2019年)
  • 「西大寺律家の刑罰 : 中世寺院における死刑不科の位置(上)」および「同 (下)」(『史学』(三田史学会)85-4および86-1・2、共に2016年)
  • 「中世西大寺の別当と僧団 : 所謂「別当乗範置文」の考察を中心に」(『古文書研究』79、2015年)

そのほか業績はこちら

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